グリーンタイツ式コーヒーの淹れ方

ペーパードリップ

グリタイコーヒーの店頭ではペーパードリップでコーヒーを抽出しております。器具は円錐ドリッパーを使用しています。(ハリオ V60やorigami)
ご自宅でグリタイコーヒーをお飲みいただく際に当店のコーヒーレシピを参考にしていただければありがタイツでございます。

まず、グリーンタイツに着替えます!
・・・なければ着替えなくても大丈夫です。
(グリタイ店長も普段はNOグリーンタイツです)

コーヒーの豆には色々な味わいが詰まっていてその味わいに合った抽出や出したい味わいを目指して抽出していきます。
焙煎度によってその味わいは大体分けられます。
浅煎り(フルーティ)、中煎り(ミディアム)、深煎り(ビター)など好みに合わせて抽出も変えていきます。

①浅煎りでフルーティなコーヒーの抽出。

昔からあるコーヒーの淹れ方は一旦忘れる必要があります。(ドームを作って崩さないようにゆっくり淹れるなど)
少し高い位置からドバッとダイナミックにお湯を注ぐと、粉が攪拌されて濃いコーヒー抽出ができます。
浅煎りコーヒーではこの濃く淹れるという意識を持ちます。注ぐ速度も早めです。
濃く淹れるため細挽きや中細挽きがおすすめ。
お湯も90℃以上で高温がおすすめ。(グリタイは90℃)
また最初の蒸らす時にドリッパーを回したりスプーンで粉を攪拌したりして全体にしっかりお湯を行き渡らせます。

ホットレシピ
浅煎りコーヒー18g 細挽き
お湯300ml

0秒 1投目 40mlを全体に回しいれ攪拌する。
30秒 2投目 120mlまで回し注ぐ。
55秒 3投目 180mlまで回し注ぐ。
1分10秒 4投目 260mlまで真ん中に低めから注ぐ。
1分40秒 5投目 300mlまで真ん中に低めから注ぐ。
3分くらいまでに落ちきる。
*お湯だまりして3分以上かかる場合は粉が細かすぎるかダイナミックに注ぎすぎています。
調節してやってみていただきタイツ!

②深煎りでビターなコーヒーの抽出。

深煎りでビターなコーヒーは優しくゆっくりと低い位置からお湯を注いで粉をあまり動かさないようにします。
えぐみなどをなるべく出さないようにおいしい所だけをうまく抽出するイメージで淹れています。
粉は中細挽きや中挽きがおすすめでお湯の温度は90℃以下(グリタイでは90℃のお湯が準備で冷めてきたくらい)がおすすめ。

深煎りコーヒー19g 中細挽き
お湯300ml

0秒 1投目 40mlを全体に回し注ぐ。
40秒 2投目 120mlまで回し注ぐ。
1分10秒 3投目 180mlまで回し注ぐ。
1分40秒 4投目 300mlまで真ん中に低めから注ぐ。
3分くらいで落ち切る。

人生の苦味もおいしく味わいタイツ。

③中煎りやブレンドコーヒーの抽出。

①のフルーティでスッキリした抽出をするもよし②の苦味とコクを引き出す抽出をするもよし、
何となく真ん中くらいを狙うイメージで抽出するのも良いんじゃないでしょうか。
ブレンドは毎回違う味が出るのがむしろ面白いわけでその日の気分でぜひ使い分けをしていただけたらありがタイツでございます。

そんなわけで・・グリーンタイツコーヒーはあまりかしこまらず、親しみやすいコーヒーとして楽しんでください。
そして美味しいと思った時にはぜひ「ナイスグリーン!」と叫んでいただけたら幸いです。

GreenTightsCoffee 店長